FACTBASE

義務教育でプログラミングを教えることに賛成?

2020年から小学校~高校でプログラミング教育の必修化が始まります。今さらですが、プログラミングを義務教育で教えることに賛成しますか?

現状のままだと効果的な教育にはならないと思います。 英国では2014年からプログラミングが必修化されていますが、王立協会が発表したレポートでは以下のような課題が挙げられています。 ・教員不足 ・都市部と地方部の教育格差 ・教材や指導要領の質に疑問がある 同様の問題は日本でも起きると思います。どの問題に対しても有効な対策がされていないためです。 とくに、よく分かっていない教員が、マニュアル通りに指導をしてしまうのは危険だと思います。 プログラミングは自発的な意欲がなければきちんと理解するのは困難です。試行錯誤して、ようやく理解できるようなポイントがたくさんあるからです。 マニュアル通りにつまらない授業をしてしまえば、プログラミングに興味を持てたかもしれない子供が、プログラミングはつまらないものだと判断してしまうかもしれません。

教師が指導できる水準にあると思えない。その状態で指導すると指導要領をそのまま垂れ流すだけになってしまい、効果がでないのではないかと思う。 そもそもプログラミング的思考を養いたいのであれば国語、数学を学べばいいし、ITリテラシーを身に着けさせたいのであればプログラミングである必要はない。

子供にプログラミングを教えるということ自体は賛成ですが、義務教育でそれを実行しようとするとどうしても ・既存の教員免許を持つ者はたいてい豊富な技術知識を持っていない(しかし教えなければならない) ・生徒一人ひとりへの教育の質が低い などの問題が発生すると思うので現段階では反対です。

プログラミング教育の内容やレベルにも依るが、プログラミングが必要だから教えるという安直な考えなら反対。 論理的思考・複雑な事物の抽象化・パズル的思考といった思考に関する教育や、物を作る楽しさを教えるという理由なら半分賛成。 前者は目的や目標、カリキュラム、モチベーションコントロールを余程しっかりしないと投げ出す子が多くなり意味が薄い。 後者はプログラミング関係なしで義務教育内で思考トレーニングしておいた方が役に立つ場面が多いように思う。

英語が義務教育になって12年。日本人の英語力は上がるどころか下がっている事実がある。教育者がセットでない義務教育は、むしろマイナス要素となりえる。 それを踏まえるとプラグラミングも同様。現時点で、一定レベルの教員を全学校に提供するの不可能。 今は部活動やクラブ活動といった、「選択した人達」がよりハードル低く取り組める環境を作って上げることの方が大事。ボトムアップ(底上げ)ではなくトップアップ(上を伸ばす)。 トップ選手を作り、フォーカスをあて、みんなが憧れる職業にさえすれば、後からボトムアップに繋がる。

高校が情報の専門コースがあるところに通っていてプログラミング必修だった。偏差値が50以下の高校だと学習意欲が低いこともあって、ただこなすだけであり、ほとんどの生徒は習得はできなかった。(50人中2人程度しか技術職についていない)全体に義務化したところでただ成績のためにこなしてきただけで、求められているようなIT人材は思うように育たないのではないかと感じている。

プログラミングより社会制度とかお金のための教育をした方がいいと思う。 みんながみなものを作り出せる訳では無い。

教育方針を変えずに科目を加えるだけだとプログラム嫌いを大量生産することになるので反対。 自分が体験してきた日本の学校教育は詰め込み式で、出来るできないは別として嫌いになることが多いと思います。

大学の授業でプログラミングを受講しましたが、多くの人はついていけてませんでした。趣味でやってる人はとことんできるのですが、それ以外はチンプンカンプンです。 現在はエンジニアをしていますが、社会に出て実務で使えるレベルを想定するならば自分でスキルを磨く必要があります。プログラミング学習自体に注力していくのは賛成ですが、IT技術で社会に貢献できる人財を育成することがゴールならば、まずは既存の学習カリキュラムを改善する必要があります。 義務教育課程においては、自主的に学びたい人への投資を行っていくことが今の段階では妥当では無いでしょうか?

義務教育には反対です。 今の時代、自分が学びたい方向に向かうのが最もその人の強みを活かせると思うので無理に学ばせる必要はないと思います。 選択制なら賛成です。

高校は情報系でプログラミングに嫌気がさして、教育系の大学に編入し教員免許を取得しましたが、プログラミングの必修化には反対です。 第一に『誰が教えるのか』 第二に『どの時間を削るのか』 前者は現状、附属などであれば教員の中に教えられる先生も混ざってはいるのですが、地方の小中学校ではそのような偶然に期待できないですし、期待すること自体が間違っています。まずは『教えることができる人間の育成』が先決だと思われます。 後者は教員の超過勤務を増長することに対する不満です。ただでさえ、教員の残業代は月額一律4%の使い放題パックです。教員の業務をただ増やして社会問題を解決しようという考え方が気にくわないです。 減らせる可能性があるとしたら『部活の外注化』や『技術科目におけるプログラミング以外の分野の減少、もしくは廃止』ですかね。ここは良い案が思い浮かばないですごめんなさい。

前提としてプログラミングを学ばせる目的が、①IT社会に適応できる人材を育てる、②論理的思考力を身に着ける、③モノづくりの楽しさを学ぶの3つがあるとする。 IT社会に適応できるとはコンピュータを使いこなせる力(ITリテラシー)を持つことであり、プログラミングのようにコンピュータを動かすための言語を身に着けることではないと考える。 また、論理的思考力は数学や国語、モノづくりは図工や家庭科といった科目でも十分補え、学生や教師の負担を増やしてまで取り組むメリットは大きくないと考える。 結論としては、プログラミングを学ぶよりも、コンピュータを使って正しい情報を手に入れたり、効率的に物事を進めたり、新しいアイディアを生み出したりなど、どうやってコンピュータを我々の生活、人類の未来に活かしていくか子供たちの「創造力」を養うような授業を作っていくべきだと思う。

このディスカッションをシェアしよう
ツイートシェア